【第8回】繋げる
”この授業って、最後にテストとかあるのかな? ”
こんにちは!恋する学問 第8回目の授業がはじまりました!
テーマは、「学縁を広げよう」
最終プレゼンは、12月14日。ポスターセッション形式で行います。
さっそく今日は、ペア・ブレインストーミングからスタート!
どんな学縁を広げようか?
どうやったら学縁を広げられるかな?
「ペアって不思議!向き合って話すことで、初めましてでも相手が伝えたいことを理解しようとするし、自分が言いたいこともちゃんと言葉にできる」
「前まで、学縁と聞いて、ピンッとくるものはなかったけど、色々とアイデアが出てきて、意外なつながりが見えてきたかも..!」
「今まさに、学縁を広げている気がする!」という声も聞こえてきました。
みんな以前よりも学縁を掘り下げることができてきた様子。
チャンスは、5週間!
3分×5セットのペア・ブレインストーミングで気づいたことを、いつものチームにかえって共有。
これまでのチームの話し合いの中では見えてこなかったような、学生の現状が見えてきたり、新しい問題に気づいたり、解決のヒントになるようなアイデアが浮かんできたり。
留学生、他学部、社会人や卒業生、関大前のお店、教授や職員さんとの学縁..!!
それぞれが抱いた問題意識から展開し始めて、どんな学縁を広げるかが、どのチームも少しずつ見えてきた様子。
過去、現在、未来。自分たちを取り巻く環境。この授業を受けての変化..など、いろんな視点から対話を重ねていました。
「どんな学縁を広げようか?どうやったら学縁を広げられるかな?」
授業外でも、この問いを頭の片隅にちょこっと置いておいてほしいです。アンテナを張って過ごしていると、意外なところで関連する情報を見つけたり、授業中には浮かばなかったようなヒラメキが起こったりなど、きっと何気ない日々の見え方が少しずつ変わってくるはず。
受講生の声をのぞき見『恋するDiary』
・【広げる】前もテーマであった「学縁」を再度考えてみたのですが、今回はこの前より、より多くの人のことを知り、ふれあった後だったので考えやすくなっていました。また、「この縁を広げるために何をしよう?」という視点で意見を出し合うことができたように思います。たくさん出てきた中でより多くの人と学縁をもつことができる面白いアイデアを見つけて積極的にグループワークをしていきたいです!職員さんの脱モブキャラの発想がとても面白かったです。私もそんな発想したい!
・【輪】今日は「学縁」について話し合いましたが、やはり自分のアイデアだけでは「バイト」や「サークル」というような狭いコミュニティしか浮かばなかったのですが、他の人のアイデアを聞くと、「そういう考え方もあるのか」というのもたくさんあったのでやはりみんなで意見を出し合うことは大切だと思いました。
・【学縁とは…】色んな人と意見交わしてて、共通性や無駄話が案外たのしいものだと気付けました。そこから生まれてくる案のほうが面白かったりしました。グループ内の会話でもみんなの意見がなかなかに良くて、視野が広がったような気がします。これぞ学縁かもしれない…。笑
・【学縁を考える】学縁について前にも一度考えたけど、前の時より深く考えることができたと思う。学部を超えたつながりをもっと持てればいいなと私は思った。こうやって、学校のことについて考えることで、色々見直すことができるし、創造力もふくらむなと思った。学校が少しでも居心地の良い場所になるか、どうやって学縁を広げるかを考えて、関大がもっといい大学になればいいなと思った。
・【動く力♥】今日再び学縁ということを考えてみて思ったのが、関大は広いぶん動かなかったら何も起こらないけど、動けば必ず変われるということ。私はこの4年間をいつの日か振り返った時、充実してたなぁと言えるような4年間にしたい。自分からもっともっと!もっと!アクティブに!探究心を捨てずに頑張るぞー!!笑
ようこそ、恋する学問へ!
今回も、授業見学に来て下っている方がいらっしゃいました。
4名の職員さんが加わってのペア・ブレインストーミングは、受講生のみなさんにとっても新しい課題発見や解決のヒントにつながった様子でした!
・【感謝】今日は取る前の訪問だったにもかかわらず参加させて頂きありがとうございました。園田学園女子大学ではこのような授業がなく、とても羨ましく感じました。LAさんは園田にもいて現在うまく機能できていないところがあるので、今日の授業を参考に、また。園田での取り組みを考えていきたいと思います。今後とも園田学園女子大学とのつながりをよろしくお願いします。
・【ありがとうございました】学生の皆さんの気付きの幅広さに驚かされました。身近なものから「学縁」を視野広く探していって欲しいと思いました。皆様お疲れ様でした。参加させていただきありがとうございます。
・【学縁】イタリアのチームに入りました。学生のみなさんの元気に圧倒されました。こうして再び母校の授業に参加できてとてもうれしかったし、元気をもらいました。こういう「学縁」も私自身大切にしていきたいです。楽しみながら、学ぶことの面白さを感じてほしいと思います。今日はありがとうございました。
見学についての詳細は▷ https://goo.gl/forms/Nkkumru71dBecwMg2
授業終わりは『恋するランチ』
今回のランチは、新メンバーも多く、ひと味違う新鮮な感じで盛り上がっていました!
今日のみんなのDiaryを見ていると、「気になる。もっと知りたい」という言葉をよく見かけました。
興味を持つことはとってもいいことです!でも、「気になる」で終わってしまったら、もったいない!
直接インタビューをしに行ったり、調べたり、観察したりなど、次のアクションを起こしてみませんか?
アクションを起こす相談は、もちろん大歓迎です!授業中に聞き逃した時も、ランチの時間とか使って気軽に聞いてください!
「気になる。もっと知りたい」を原動力に行動してみよう。
つづく。
【第7回】見つめる
“先週のミッションしてたら、同じ学部の人とも話したくなってきたな〜"
こんにちは!恋する学問 第7回目の授業がはじまりました!
視点が変わると、何気ない日常も変わる!?
今日は、チームで先週のミッションシートの共有からスタート!
メンバーに対してひと言コメントと、どれだけ心が動いて「その授業を受けてみたい」と思ったかを5段階のハートで表現。
みんなどんな授業を創ってきたかな?
チームの仲間から満点ハートを貰った彼。テーマは「化学生命工学部×恋」
「人の化学反応」から展開させてワクワクする授業を創っていました。理系の授業って難しそうというイメージを抱きがちですが、そこでギャップのある授業を語ったことが、チームのみんなの心を動かしたよう!
「自分の学部」を表現してみよう!
実は、この教室には8学部の学生がいるんです。みなさん知っていましたか?ここからは学部ごとに集まってワークをしていきます。
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の前に..、私たち授業の初めから気になっていたことがあるんです。
今日はみんなの元気がない..。どこかスイッチが入っていない.。
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ということで、
16人1チームで、人間知恵の輪スタート!
突然始まったアイスブレイクに驚きながらも、どうすれば解けるか、頭をフル回転させて、協力して声をかけあってといてゆく。
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さて、スイッチが入ったところでワークに戻ります。
言語化することで気づく!?
先週のミッションシートで、いつもとは違う視点から自分の学部での学びを見つめたり、異なる学部の集まるチーム内でこれまで活動してきて、自分の学部ならではの強みや特徴に少しずつ気づいてきているのではないでしょうか?今日はそれを言葉にしていきます。
まずはブレインストーミングで出していこう!ポイントは、他のメンバーのアイデアにのっかりどんどん広げていくこと。
自分の学部ならではの強みは何だろう?
どんな視点で物事を見ているかな?
どんな活動をしている人がいるかな?
将来はどんな道に進む人が多い?
逆に、高校のとき、自分の学部に対してどんなイメージを抱いていたかな?実際に入学して学んでみてギャップはあった?例えば?
ミッションに取り組んだ授業では、どんなキーワードがあったかな?そこで発見したことは何だろう?
最初は戸惑っていたチームも、問いかけていくうちに、どんどん動き出していく。
同じ学部でも専攻が違うと、強みもちがう。
どう表現すれば、初対面の人にも分かりやすく伝わるだろうか?
次は、「自分」を表現!
自分たちの学部を表現したときに出てきた言葉の中で、自分が当てはまっていると思うものを【自分の強み・得意なこと発見カード】に書こう!
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さて、学部チームでのワークはここまで!いつものチームに帰りましょう。
ここからは、【活動・趣味など具体的な特徴カード】も使っていきます。
学部での学びだけでなく、自分が取り組んでいる色んな活動なども踏まえて、【自分の強み・得意なこと発見カード】を増やしていく。
このカードは、今日の授業だけでなく、自由にいつでも気づいたら書き込んでいくスタイルなので、今後も使っていきます。
15回目の授業の時には、みんなそれぞれを表す表現が沢山このカードに溢れているはず..!楽しみですね!
自分の中では、当たり前のように思っていたことが、違う視点を持った人たちと関わることで、意外と自分の強みかもしれないと気づいたり、自分の活かし方が広がったりしたのではないでしょうか。言語化したからこそ気づくことってたくさんありますよね。自分の中でとどめず、言葉にしてみよう。
受講生の声をのぞき見『恋するDiary』
・【アイデンティティ】自分の所属や自分の強みというのを、文学部という角度や様々な角度から見つめることができました。その中で、1年生や2年生、自分も迷ったりしていたなと思います。だから、学年の垣根を越えて、色んな話が聞けるこの授業は新鮮だと思いました。今日は文学部でのグループ活動ということで新しい出会いがありました。こうして「恋する学問」でひとくくりとなれるようにみんなで仲良くなれたらいいですね。
・【強み】初めて自分と同じ学部の人と関わることができて、共感することがあったり新たに知ることもあったりしてとても楽しかったです。自分の学部の強みや特徴を考えたあとに、自分の強みを考えると不思議と前よりスラスラでてきてびっくりしました。私はこんな力を今身につけているのか!と実感することができました。自分の学部を知ることはもちろん、他学部のことももっと知りたくなりました!
・【自分の学部】自分の学部を見つめ直してみたら、他の学部にはない特色があるなと改めて思いました。企業系の勉強をすることで将来に役立つし、強みになるのは間違いないと思いました。それぞれの学部には、それぞれの特色があり、勉強していることが全くちがうんだなと再認識しました。後半、自分の強みを文字に表わしてみましたが、文字にすると自分てこんなんなんやってこれまた再認識できておもしろかったです。
・【強み】政策創造って何してるん?てよく聞かれます。今までは適当に上辺の言葉を並べていたけど、先輩の話を聞いて、本当に力がつく学部なんじゃないか、と思いました。今の学部で4年間学んでいくことは、一生の宝になると思うので、毎日の講義をもって大切にしていこうと改めて思いました。
・【可能性!】社学の人こんなにおったんや!って思いました☺同じ学部の人と色々かんがえるのは面白かったです。人間ちえのわ16人とかで初めてやったんですけど、解けてすごかったです!私だけではぜったいにでてこない考え方や、発想があって、本当にすごいなーと思いました。何でも協力すればできることっていっぱいあるし、1人じゃできないことを皆でやるのはやっぱり良いなと思いました。授業だって作れそう!って思いました!
授業終わりは『恋するランチ』
今回のランチも、新メンバーが!嬉しいですね!
今日のみんなのDiaryでは「色んな人と話すことで改めて気づいた」という言葉をよく見かけました。
チームを越えて、色んな人たちと交流する機会は授業中でも増えてきていますが、このランチは授業外の学生も参加OKなので、さらに色んな視点を持った人たちと話ができるチャンスです。気軽に遊びにきてください!
つづく。
『のぞき見 恋する学問』と題して、授業見学も開催中!
詳細はこちら▷ https://goo.gl/forms/Nkkumru71dBecwMg2
【第6回】迷い
“そういや、第4回目の授業で出しあった「モヤモヤの話」ってどうなったんだろう?"
こんにちは!恋する学問 第6回目の授業がはじまりました!
主人公目線って!?
第4回目の授業で、「大学のモヤモヤ・不安・疑問」をみんなに書き出してもらいました。その中で、大学の授業に関することもたくさん書いてあったので、今日はその続きからスタート!
さて、突然ですがここで質問。
「面白くないと、授業で感じるのはどうしてでしょうか?」
「一方的」「教授が知識を話しているだけ」「講義の人数が多すぎる」
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さて、周りの環境や教授が変わって欲しいな〜どまりでいいのでしょうか?
自分たち自身が変わる、あるいは自分たちができることから変えていくと考えてみた人はいますか?
「改善するために自分たちができることは何だろうか」と、アンテナを張って自分たちからアクションを起こしてみたことはありますか?
キッカケは、3年前のモヤモヤ
実は、私たちも常にアンテナを張って、この授業を少しずつ形にしてきました。
もちろん、実現させるためには、この3年間でいくつもの壁にぶつかりました。
でも、壁にぶつかって諦めるのではなく、目的に向かってどうすれば変化を起こしていけるか対話を重ね、小さな実験を繰り返して進化させてきました。
いざ始めると、企画段階では全く見えていなかったことが山ほどあったんです。実際にアクションを起こしていくと発見の連続です。なので、開講2年目を迎える今もなお、この授業は進化し続けているのです。
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すべてのキッカケは、1年生の時に抱いた " モヤモヤ "
はじまりは、そんなちょっとした問題意識から。
未来の自分への手紙
いつの自分に向けて書くかは自由。
この授業の最後の日、1年後、就活前、30歳の自分に..!
開けるのが楽しみだな~という声が聞こえてくる。
そして、どこかみんなの表情からは何かを決意したような力強いものが伝わってくる。
きっと、普段は言葉にしていなくて、見逃していた、あるいは見ないようにしていたものと向き合えたのかもしれない。
知らず知らずのうちに周りに流されて、高校生の自分が描いていたことを諦めかけている自分がいた。今日は変わるチャンスの日だ..!という人も。
恋する◯◯学部!?
突然ですが、「もし、あなたが大学の授業をつくるとしたら、どんな90分間にしますか?」
テーマは、「自分の学部×恋」
さっそく3分間、自分で考えて創ってみよう!
創ったあとはチームで共有。
自分の学部ってこんな風に思われていたんだ~と感じたり、
他の学部の授業の話なんて普段聞くことがないから新鮮でワクワクしたり、
意外と授業を考えるのって難しいな、でも面白いかも..!と感じはじめたり。
恋するミッション
ここから続きは、来週までのミッション!
今日の「①創る→②発見」のステップで得たことを踏まえて、続きの「③深める→④創る」の部分は、自分の学部の授業での気づきと掛け合わせて創ってみよう!
みんな、他の学部の時間割を見るのは新鮮でワクワクしている様子。
普段なんとなく授業受けていたけど、授業ちゃんと聞いてみよう..!の声も
” 物事を見る自分の意識や視点が変わると、日常が変わる ”
自分次第で、何気ない毎日にも、たくさん面白いものが潜んでいることに気づき始めたかも?
受講生の声をのぞき見『恋するDiary』
・【行動】今日は主に”自分で考えて動く”がテーマだったように思えます。必修で取らなければならない授業で、先生の話のつまらなさにがっかりしたことが多々あります、今日のワークを通して少し前向きに受け取れるようになったかなと思っています。宿題のおかげで、普段そこまで真剣に聞いていない授業にきくきっかけもできました(笑)
・【?×恋】今回は恋について今までよりも多く話した回でした。でも、ただ恋話をするとかではなくて「授業×恋」とか「学部×恋」とか変わったことをして楽しかったです。こんな見方から恋について話せるんだなーと思って、新しい発見がいくつもありました。興味のない授業にも自分次第で変われるんだなーと思えてよかったです。
・【自分自身】”授業がおもしろくない”というのは大学に入ってから何度か感じたことでした。受けたいものがなくてもカモだからといった理由で受けていたものは特にそういう傾向がありました。そんなときついつい先生や環境のせいにしがちでしたが ”自分が変わる”ことで、その意識を変えることはとても大事だなと思いました。様々な学部と恋愛をかけあわせて授業を考えるのがとても楽しかったです。またちがった視点で授業が受けられそうです!
・【大学とは】本当に大学ってめんどくさいものって思っていたけど、自分がどう動くかによって面白いものに変わるのなら、動いてみるのもありかなとって思いました。興味があってその授業を取っているのにダラダラ受けてるはとても勿体無いし、自分のためにならない、どうせなら充実した大学生活を過ごしたって言いたいので、授業の捉え方が少し変わりそうな予感がします。
・【法学部×恋愛】法学部は硬いイメージがあって恋愛に結びつけられるかなと思っていたけど、法律や政治が恋愛とコラボしたら、ちょっと面白いことができそうでした。お硬いイメージのあるものを恋愛と結びつけると柔らかいイメージになって、法学部がより学生に興味を持ってもらえる学部になったらいいなと思いました。自分の学部だけど教授から一方的に講義を聞くのではなく、学生から発信できるようにしたいです!
ようこそ恋する学問へ!
今回も、授業見学に来て下っている方がいらっしゃいました!
・【可能性にあふれた話】大学教育論の話、感動しました。可能性に満ちあふれた話ですね。人間のいい意味での面白さも感じました。いわゆる「カモな授業」という言葉に僕も違和感を感じてました。その「大学教育論」の授業に僕も参加したかったです!!ありがとうございました。
見学についての詳細は▷ https://goo.gl/forms/Nkkumru71dBecwMg2
授業終わりは『恋するランチ』
毎回新しいメンバーが増えていて、今回は5名来てくれました!
受講生のみなさんの新たな一面が見れて私たちも楽しいです。
今日のみんなのDiaryや手紙を見ていると、たくさんの迷いや葛藤が見えました。
「大学生になって自由な時間が増えたけれども、行動できてない」
「何かに挑戦したい、一歩踏みだしたいと思っているのに、踏みだせない」
「本当は自分には夢があるんだけど、どうすればいいか分からない」
「心のどこかで逃げている自分がいる」
「少しでも状況を変えられるように、努力していきたい」
そして、迷いや葛藤とともに、「今日の授業で一歩踏み出そうと思えた」という言葉もよく見かけました。
みなさん、決して言葉で終わらせないでください。
「科目提案委員も面白そうだな」と書いてくれている人もいました。
面白そうだなとか、ワクワクするって思ったらチャレンジしてみましょう。
私たちにも気軽に相談してください。
聞きにくかったら恋するランチのサイコロのお題にでも!お待ちしています!
つづく。
【第5回】再確認
”隣のチームも気になるな〜。話してみたいな〜”
こんにちは!恋する学問 第5回目の授業がはじまりました!
行動特性が明らかに!?
今日は、色んな活動をする上での自分の学習スタイルがわかるワークからスタート!
「自分の中で、なんとなく気づいていた部分がレーダーチャートに現れていた!」という自分の特性を改めて実感する声が聞こえてくる。
一方で、「あんまり当てはまらないな〜」という声も。このワークは、考えすぎず直感で答えることがポイントだったので、もしかすると、考えすぎてしまったか、自分も気づいてない自分と出会えた瞬間だったかも..?
”受講生とともに創る” 授業
「席替えタイム〜!今から今日だけの特別なグループでワークをします」
ということで、突然はじめましてのグループへ。
実は、前回のDiaryで「他のチームの人とも話してみたい」という声があったんです。
Diaryには、みんなのリアルな言葉があふれています。私たちは、毎回の受講生のDiaryに対して、ひとりずつに返事を書くだけでなく、次の授業づくりのヒントにもしています。一方的につくるのではなく、「受講生とともに創る」ということを大切に。
"1分間で、いかに自分を伝えるか "
みんな、少し緊張気味..?
まずは、学習スタイルワークを発展。自分の行動特性が表れているエピソードを含めてマインドマップで自己紹介!
1分間という限られた時間の中で、自分を表現することにチャレンジ。
「え!もう1分?はやい..!」の声があちこちから聞こえてくる。
初めましてで、どこまで深堀りできるか!?
さて、ここからは、去年の受講生だったこの2人が、とっておきのワークをしてくれるよう!
題して、
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恋するサイコロ〜!
ルールは簡単!3ステップ
①お題を考えよう!自分たちで問いを考えることから始める
②サイコロで出た目のお題で自分を表現しよう!制限時間は1人3分
③その3分のトークで抱いた印象を、話したメンバーのワークシートに書こう!
さっそくスタート!
面と向かっては聞きにくいことも、サイコロのお題にすると、初対面でも意外と話せるな〜と気づいたり。
突然振られたお題で話すのってむずかしいけど、なんだか面白いな〜と盛り上がってきた様子。
初めてのグループな気がしないぐらい、心をオープンにしている自分に気づいたり。
いつもとは違うメンバーとの出会いで新しい視点が新鮮だったり。
毎回のトーク後は、ワークシートの上のスペースに印象を書いてその人へプレゼント。初めましてだから、第一印象ということになります。自分がどんな風に思われているんだろう?と知るキッカケに!そして、下のスペースには...
チームの深まりに気づく!?
次は、いつものチームで恋するサイコロ!
お題はテーブルに置いたままにして移動なので、どんな問いが待っているかは分かりません。ワクワクドキドキ。
チームのメンバーの、意外な新たな一面を発見して、なんだか新鮮な気分になったり。
5回の授業で、ここまで深まるのかと驚いたり。
一度、チームを離れて、新しいメンバーと出会ったことで、知らないうちにチームに安心感を抱くほど信頼関係が生まれ始めていることを実感したチームも多かったよう。
気づいたときがチャンス!
いつものメンバーと、初めてのメンバーとの会話でどんな違いを感じただろうか?
外に出るからこそ気づく。
伝え方の工夫だけでなく、きっと新しい自分を発見したりもしたのではないでしょうか?
そして、私たちが今日嬉しかったのが、言葉だけでなく身振り手振りジェスチャー付きで、自然とみんなが前のめりになって自分を表現していたこと。
色んなところに足を運ぶようになったら、初めましても増えて、自分を短い時間で表現することも増えます。
第3回目の授業で行った『自分史ワーク』のように、自分と向き合い、そして、だれかに自分のことを話すという機会を増やすと、今日の恋するサイコロのような短い時間でも、きっと自分を表現しやすくなると思います。
「1分」「3分」という短い時間で自分をどう伝えようか。今日で終わらず、今日をきっかけにチャレンジしていってください。
気づくことは大切です。でも、その気づきから行動を起こすことはもっと大切。気づいたときがチャンスですね!
受講生の声をのぞき見『恋するDiary』
・【壁】私のチームはもう壁はほぼなさそう。無くなっている気がします。今日は初めての人と自分の話をしたけど、初めてのチームのはずなのに、壁がとても薄い気がしました。それはやっぱりこの授業のおかげでみんなのコミュニケーション力が上がったのではないかなと思いました。
・【交流】自分の学習スタイルがどのようになっているかが知れてこれからのグループワークに役に立てたらいいなと思いました。初めてのグループと自分の話をシェアするのがドキドキでした。みんなの話を聞いておもしろかったです。
・【気付き】今日は、初めての人たちとグループを組んで活動してみて、すごく新鮮で楽しかったです。こうしてみることで、新たなことにたくさん気付けていいと思いました。
・【知る】初めましての人と話すの緊張しました。自分は、小中高と人見知りしない性格だったはずなのに、最近初対面の人にどうしたら良いかわからなくて困っています(笑)我が班に戻った時の安心感は半端なかったです。授業で知り合って同じ班になっただけなのに、初対面の人に比べ、安心でき、落ちついて話せる関係になれてることに嬉しく思います。
・【印象とは】印象って大事なんやなと思いました。自分が思っている自分と周りから見えている自分が少しずつ違っているのも興味深いですね。周りから見た自分も今後生かしていきたいです。人と関わるって大切なことですね。今日はそんなことも実感しました。
ようこそ恋する学問へ!
今回も、授業見学に来て下っている方がいらっしゃいました!
・【新】「学習スタイルもインベントリー」を行ってみて自分がどんなスタイルなのかよく分かった。自分の知らない、気づかない、部分を感じるワークでした。サイコロトークはアイスブレイクをする意味ではとても有効的なワークだと感じました。会社でも是非取り入れたい!!
・【ごきげんよし!】サイコロトーク、楽しすぎ!今まで気づかなかった自分に気付けたかな!?
見学についての詳細は▷ https://goo.gl/forms/Nkkumru71dBecwMg2
授業終わりは『恋するランチ』
今日は4人の受講生と見学者の方も遊びに来てくれて、にぎやかでした!
そして、今回からランチでも恋するサイコロを使うことになり、さらに気軽に話せる空間になってきた様子。毎週どんなお題で話せるのか楽しみですね〜〜。
つづく。
【第4回】発見
” 今日は何からはじまるのかな?”
こんにちは!恋する学問 第4回目の授業がはじまりました!
さっそくですが、今日はゲストが
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職員さんが大学の授業に...!?
今回は、関大の卒業生で、現在130周年記念事業担当の房本さんにきていただきました。
大学の授業に、職員さんが来ていることに驚いている受講生も多い様子。
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実は、さかのぼること2年前。私たち3人が大学2年生だった頃、130周年記念のとある言葉に共感して、房本さんのもとに企画書を持って、告白しにいったんです。
「どうしても授業に来て欲しいんです!職員さんである房本さんから直接、130周年の想いを語ってほしいんです..!」と。
恋する学問を通して、私たち3人が、学生や大学に何を伝えたいのか、その想いと共に熱弁したところ、房本さんは共感してくださり、こうして今回もここに来てくださってるんですね。
「学縁を世界に広げよう」
関大の原点の話や、130周年を機に生まれ変わったもの、これまでのストーリーなど、毎日のように通っている関大生にとっても、初耳な話がたくさん聞こえてきました。
創立者の中に、鉄腕アトムで有名な手塚治虫さんのひいおじいさんがいるという情報に思わず「へぇ〜」という声が。これは豆知識で言いたくなりますね。笑
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そして、今回の本題。
130周年のコンセプトである「学縁を世界に広げよう」
"学縁" とは、学び・出会いの中で培われる人と人とのつながりのこと。
実はこの言葉に私たち3人は共感したんです。10学部4学年の多様な学生が集まるこの授業だからこそ、この言葉を知って欲しかったんです。
みんなにとっての「学縁」とは?
話を聞いた直後は、はじめて聞く言葉に「?」が浮かんでいる様子。
「どんなつながりがみんなの周りには広がっているかな?」
「これからどんな学縁を広げたいかな?」
問いかけていくうちに、マインドマップを書いていく手がすすんでいく。
書き出してみることで、 自分たちの学縁の広がりを実感する声も聞こえてくる。
チームの仲間が書いていく学縁を見ると、その人を取り巻く環境や思い描いている世界観が見えてきて、チームの仲間を深く理解するキッカケに..!
高校までは狭い世界だったな〜。大学に入って一気に周りの環境が変わって、全く環境の違うところから来た価値観も考え方も違うような人たちと出会ったりして、人間関係が広がったな〜と実感したり。
思っていたよりも自分はいろんな人と縁をむすんでいるんだな〜。当たり前のように過ごしている日々の中で、何気ない行動にも沢山の人たちが関わっていることに気づいて、身の回りの物事に恋心を抱き始めている人も..!
もしかすると、今まであんまり理解できていなかった「関大には人がいる」のキャッチコピーも、学縁という言葉を知ったことで見方が変わったかも...?
モヤモヤはチャンス!!!
次のテーマは、「大学のモヤモヤ・不安・疑問」
今度はスタートした瞬間から、マインドマップがどんどん広がっていく。
「 自分こんなこと思っていたんだ!」と驚きながら、書いてる子も。
みんなで出し合うことで、次から次へと浮かんできている様子。
「高校生のときは、”華の大学生”と憧れを抱いていたけれど、実際に入ってみるとモヤモヤしてることいっぱいで..」と話し始めてみたり。
「なんで〇〇なんだろう?」という疑問がたくさん聞こえてくる。
共感の声で盛り上がる教室。
よくある大学のアンケートでは、学生が決して書かないような、リアルな声が飛び交っていて、職員の房本さんも興味津々。
「?」を言葉にしてみる
質問コーナーが始まると、受講生のみなさんは率直なギモンを房本さんに聞き始めました。
受講生の言葉はストレートです。
「なんで?」が沢山あふれていて、思わず房本さんが頭を抱える場面も。
でも、これってすごく素敵なことじゃないですか?
職員さんと学生が面と向かって、熱い想いや率直なギモンを伝えあう。
こんな場って、大学でなかなか無いですよね?
多くの場合、学生と職員さんの関係って、手続きとか事務的な関わりだけで、こんな生きた言葉を交わすことなんてほとんどない。
今日は、職員さんにとっても、学生にとっても、新しい発見があったのではないでしょうか?
11月4日は、新しい関大のはじまりの日
みなさんで撮ったカウントダウン写真が、先日10月16日に関大のホームページにて公開されていました。
いつも通っている関大を少し違った目線で見たり、深く考えたりした受講生のみなさんにとっては、11月4日は少し特別な日になりそうですね..!
知っているようで知らないことが沢山あるんだなと気づいたのではないでしょうか?
自分のモヤモヤしたり「なんでだろう?」と思ったりする気持ちを大切にしてください。
普段から不思議だな~と思ったり、発見したことをメモするようになると、もっと見え方が変わってきますよ。
さて、モヤモヤをぶつけただけで終わったら、ただのクレーマーになっちゃいます。
みなさんには、これからの授業でその先にチャレンジしてもらいます。お楽しみに!!
受講生の声をのぞき見『恋するDiary』
・【つながりとひろがり】一人一人に別々の繋がりがあって、その人々が出会い関わることによってひろがっていくものなのだと感じました。袖すりあうも他生の縁と言うように、一つ一つの出会いを大切にして、自分の人生の財産にしたいです。
・【関大を知る】関大の知らないことがたくさん知れた1日でした。モヤモヤに関しては、自分以外にも共感してくれる人がいて嬉しかった!「学縁」のワークでは、思ったより多い数のつながりが見えて、大学に可能性を感じた。大学では知識、勉強だけでなく、「人とのつながり」やそれに伴う「考え方」や「価値観」なども得られると思う。もっと色んなことにチャレンジしてみたいなぁ。色んな人に出会い、チャレンジし、大学生活を将来につなげたいと改めて感じました。
・【縁と円】多分もっともっと大学になってから出会った人も、物もある気がするんですが、それがだいぶ当たり前になっていてすぐに思いつきませんでした。先週の自分史と今週の授業はとっても繋がっている気がします。モヤモヤを書いている時の皆がおもしろかったです。自分の周りの人を知れると、自分もたくさん知れるので、素敵でした。
・【マインドマップ】今回の授業は、スペシャルゲストの関大の職員さんのお話をじっくりとききました。初めは、静かにしゃべられる方だなと思っていたけれど、後の質問タイムでは、一人一人の疑問にぱっと答えられており、更に関大をよくしようとする一生懸命さが伝わってきてとても素敵な職員さんだと思いました。自分が今まで接してきた職員の方は冷たい態度ばかりだったので、こんな方もいることに気付けました。マインドマップでは学縁について広げていて、自分たちはたくさんの人に大学に入ることで出会えたことが分かり、残り2年、人との関わりをきちんと大切にしなきゃと思いました。
・【学縁】「学縁」という言葉ははじめて聞きました。なので、房本さんの説明で、はじめ理解でききれなかったが、マインドマップをしていくうちに、理解できた。他大学のことはあまり知らないが、関大前は地域の人々のことをすごく考えていると感じました。関大前の飲食で働いているが、地域の住民のことを、私のバイト先の社員さんもよく考えられておられます。関大とは直接的なつながりはないけど、その社員さんやバイト先の店も、これまた1つの学縁なのかと思います。
ようこそ恋する学問へ!
今回も、授業見学に来て下っている方がいらっしゃいました!
・【袖擦り合うも多生の学縁】職員の方の話から「学縁」、「モヤモヤ」、「質問コーナー」と良く考え抜かれた素晴らしい展開、構成の授業でした!
・【恋する学縁】以前からずっと気になっていた「恋する学問」の授業を拝見することができ、大変嬉しく思います。チームによって「学縁」、「大学に対するもやもや」、同じテーマでも出てくる言葉が違い、関西大学やそこに通う学生さんの様々な側面を見ることができました。「恋する学問」という、この素晴らしい授業をこの先もずっと「学縁」の力で続けていってください。本当にありがとうございました。
見学についての詳細は▷ https://goo.gl/forms/Nkkumru71dBecwMg2
授業終わりは『恋するランチ』
教室でお昼ごはんを食べながら、授業では話せなかったこと、大学生活でのギモンや悩み、たわいもない話などなど、なんでもゆるりと色んな話をしようという場。
今日は受講生以外にも1名遊びに来てくれました。ここでも『学縁』が広がっていますね!
今回の受講生のみなさんのDiaryを見ていると、「他のチームの人とも話してみたい」「色んなことにチャレンジしてみたい」「もっと関大のことをたくさん知りたい」「学縁を広げていきたい」という言葉をよく見かけました。
学生にあまり知られていないけれど、関大にも学生の可能性を広げるチャンスはたくさん潜んでいます。なので、情報を自分からどんどん取りにいっている人と、いない人では大きな差が出ます。
「関大には、金がいる」とDiaryにもじって書いてくれている受講生もいましたが、高い学費を有意義に活かせるかどうかも、きっとあなたの行動次第です!例えば、130周年を機に、梅田キャンパスに学生と社会人が交流できる拠点ができたりもしていてるので、そういう場所もどんどん活用してアクションを起こしていくのもひとつかもしれませんね!
「◯◯したい」で終わらず、一歩を踏み出してみませんか?自分の中でとじこめず、声に出して、発信していたら、世界が広がって自分に情報が入ってきやすくなります。
少し足を運んでみる、少し勇気を出して声をかけてみる...!
恋するランチでも気軽に相談しにきてください!
つづく。
【第3回】知る
”おはようって、にっこりと笑顔に ”
こんにちは!恋する学問 第3回目の授業がはじまりました!
今日は「恋する学問を選んだ理由」を一言で表すのと、「始まる前のイメージ」「2回を終えてのイメージ」をマインドマップで表現することからスタート!
そして、さっそく今日の本題へ。
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『自分史』をつくろう!
自分の辿ってきた人生を振り返り、
その時々の心情を波と言葉で表現して、仲間に知ってもらう。
みなさんはこれまでに自分の人生を振り返ったことはありますか?
誰かに話したことはありますか?
今日は、自分を見つめ直して、チームの仲間に自分史を見せながら自己紹介をしてもらいます。
「まずは私から..」と、ゆかの自分史が始まる。
普段のこの元気いっぱいの姿からは想像つかない一面が。
無邪気な笑顔に隠れている ”芯の強さ" が見えたのではないでしょうか。
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さて、次はみなさんの番です。まずは自分と向き合う時間。
「5分間でどう伝えようか。何歳から始めようか」
「今まで自分の人生を振り返ることなんてなかったな~」の声が聞こえてくる。
みんなの表情は真剣そのもの。
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自分史が書けたら、自己紹介スタート。
ゆかの想いは受講生にも伝わっていたようで、教室中で心をオープンにできる空気感が生まれていました。
「自分のことを知ってもらいたい」と一生懸命に話す、みんなの姿は輝いています。
話す内容は十人十色。
環境の変化にともなう、自分の心の変化、人間関係の変化。
本音が言えない。変わりたいけど、変われない自分がいたり。
でも、苦い思い出も今振り返ると違うように見えるな~と気づいたり。
自分の思い描いていたものとのギャップや価値観の違いでモヤモヤ。
夢中になって必死に頑張っていたあの頃を思い出したり。
改めて振り返ることで、自分の価値観に気づく瞬間があったり...!
へぇ~と、その人の新しい一面がかいまみえることも..!
約20年の道を歩んできたみなさんは、色んな経験をして、色んな感情を抱いてきているはず。嬉しい出来事、苦い経験、すべての場面で選択を積み重ねてきて、今の自分があるんだと。
みんなそれぞれ違う道をたどってきている。
それぞれ個性があるからこそいいんだ、と。
自分史で自己紹介した後には仲間に一言メッセージ。
大学は、なかなか深く関わる機会も少ないから、同じ授業を受けている人とこんな風に対話を重ねていくことで「相手を知りたい」と思うことも初めてだったのではないでしょうか?
自分を知る、相手を知る。
自分史の作成・共有を通して改めて自分と見つめ合うことができましたか?
メンバーの人生に触れることで、新しい発見と出会えましたか?
経験は変わらないけど、月日が経てば、環境が変われば、自分が変われば、経験の捉え方は変わってくると思います。
そのためには、自分や周りの人との対話を重ね続けること。
これは大切にしてほしい習慣のひとつです。
メンバーの歴史がわかることで、素の部分が見え、チームの仲が深まり、授業後も話がはずんでいました。
チームとしての信頼関係が少しずつできてきた様子。
相手の話を聴く、受け止める姿勢も、今日は見られたので嬉しい気持ちになりました。
ここはありのままの自分で居ていい場所なんだ、そんな風に思ってもらえたかなと。
上辺だけの授業、上辺だけの会話、恋する学問はそれらを越えたいと思っています。
受講生の声をのぞき見『恋するDiary』
・【相手を知る】聞いてみないと、人のことって分からないものだと思いました。プラスとマイナスがだめというワケではなく、両方があるからこそ人生は味わい深いものになるんだと思います。人の話を共感して聞くという面では、マイナスの経験の方がその人を知る要素であると感じました。また、この場でどれだけ自分の心を聞いて話せるかによって、今回の授業の満足感は人それぞれだと思います。
・【それぞれの人生】’’自分史’’というのは初めてやって、すべて暴露してとてもスッキリしました。そんなに何もなさそうな人でも、私たちが見た目じゃ何も判断できないとより深く思った。本当にみんなそれぞれ人生がバラバラで、自分の人生は自分にしか選択できないもので、選択によって人生の波がめちゃくちゃ変わってくる。とか今日はとても深いことをたくさん考えました。ゆかさんの人生史を聞いて、私なら絶対に耐えれなくて逃げてしまうけど立ち向かったゆかさんは本当につよい人だと思います。
・【自分を知る】小学校から色々つらいこともあったけど、グループのメンバーの話を聞くとそれぞれに経験があって、でもそれを受け止めて進んでいて、みんな一緒なんだなぁと思えた。何か心の中にあったものがすっと落ちた気がした。自分のことを改めて振り返って口に出すのは失恋の後とかにも良いというけど、本当にそうだと思う。大学でもたくさん経験をして、素敵な大人になりたい。
・【自分を語る】ちゃんと自分史とか作ったことなかったので、色々考えながら書きました。人の話をきててもすごくわくわくしました。ゆかさんの自分史には涙してしまいました。私は比べてしまえばそんなつらい経験をしてこなかったなあと思うけど、高校受験に失敗したことも、中学時代に最高の恩師に出逢えたことも、高校の一生の友達も、ふりかえってみると経験できてよかった、と思えることばかりです。もっと他の人のことも知りたいと!と思ったし、自分を見つめなおす時間を持ててよかったです。
・【相手を受け入れる】恋する学問が始まってまだ3回目だけど、チームのみんなのことがだんだん分かってきて、もっとみんなのことを知りたい!と思っている。友達と仲よくなるのは、趣味が一緒だったり、気が合ったりするけど、このチームは、学部も学年も違う人が集まっていて、友達とは少し違った仲間で刺激を受けることが多い。相手の自分史を知ることで、相手のことを深く知れたり、自分の今まで歩んできた人生を改めて振り返ったりできた。自分史を友達以外の人に伝えるのが初めてでちゃんと受け入れてもらえるか不安だったが、みんな優しくて、あたたかく受け取ってもらえたと思う。
ようこそ恋する学問へ!
実は、今日は授業見学に来て下っている方もいたんですね。
自分史ワークにも参加してもらいました。人生の先輩のストーリーは、受講生にとって人生の重み、深みについて考える機会になったのでないでしょうか。学生同士だけでは生まれない気づきがあったように思います。
見学について詳しくは▷ https://goo.gl/forms/Nkkumru71dBecwMg2
・【恋する自分史】ずっと参加したかった「恋する学問」に初めて参加でき、予想以上に楽しかった。第一回目から出たかったー。「自分史」という視点を持ちつつ、日々を生きる事も大切だと思う。私は日記やブログの他に一年間の(自分の中だけの)+大ニュースを年末にまとめるように毎年している。いつかそれらをまとめて自分史を書くための用意として。
・【自分史を作ってみて】人それぞれ様々な人生を歩んできているのを、今日の自分史を作成し発表することで改めて考えさせられました。自分を振り返るとプラスの気持ちで生きてきたことが多かったことがよくわかりました。また、グループの他のメンバーの自分史を聴くことで、人との違いを知りそこから学ばせて頂くことも多くありました。このように、折にふれ、自分をふりかえることはこれから生きていく上で大きな勇気にもなると気づきました。
・【自分史は負けない歴史】短い人生でも大きなプラスとマイナスがあること、でも絶対にあきらめないでココにいることは素晴らしいと思いました。我が子たちとも「自分史」をやってみたいと思います。ありがとうございました。
授業終わりは『恋するランチ』
教室でお昼ごはんを食べながら、授業では話せなかったこと、大学生活でのギモンや悩み、たわいもない話などなど、なんでもゆるりと色んな話をしようという場。
今日も2名の受講生が遊びに来てくれました。次回からはこの時間もバージョンアップするかも..?お楽しみに。
つづく。
【第2回】気づく
"まだ2回目だから、あんまりみんなのこと覚えてないな...。
この前の背中ゲームで少し近づけたはずだけど、1週間あいてちょっと緊張...。"
こんにちは!恋する学問 第2回目の授業がはじまりました。
教室に着いたチームから、名札づくり。裏にはチーム名の由来つき。
1週間あいて最初は少し緊張していた受講生にも、笑顔が見えてきました。
今日もはじまるぞ!の合図『恋する学問通信』
前回の授業終わりに、受講生のみなさんがつづってくれた恋するDiary。その全員分をひとつにまとめて、ひとりひとりに対してコメントつきで返事をお届けしています。それが『恋する学問通信』です。
「チームの子、こんなこと考えてたんや~!」「先週こういうことしてこんな気づきあったな~」など前回の授業の振り返りや、今日も恋する学問がはじまるぞという合図のような存在になってもらえればなという思いから生まれました。 チームの仲間だけでなく、クラス全員の分を見ることができるので「この子の考え方面白いな」なんて発見から声をかけてみるのも面白そうですね!
さて、通信で前回を振り返ったところで、
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おとぼけ新婚旅行!?
今日のミッションはこちら!みなさんには今からこのジャッキーとデイビットの助っ人になってもらいます。2人がドキドキ遊園地に行けるように情報を出し合い、分かりやすい1枚の地図をつくってください。【課題】と【お約束】をよーく読んでください。手元にある情報カードを見せ合ってしまったらその時点でアウトです。必ず口頭で伝えあいましょう。
制限時間は50分!よーいスタート!
みんな戸惑いながらもスタート!
「何から始めたらいいんやろう...?」
「とりあえず、みんなが持ってる情報を順番に言っていくのは?」
「目的地の遊園地から考えていくのはどうかな?」
「情報言っていくから地図描いて~」
始め方もチームによって様々です。
時間が経つにつれて、コミュニケーションも活発になってきた様子。
みんな、自然と前のめりに。
ー30分経過
「地図できたー!」の声も聞こえ始めてきました。
チームの個性も溢れ出しています!遊園地の場所に疑問が出てきて、移動しやすいように切り取るという発想が浮かんだそう!
ー残り10分
「あれ?50分って意外と短い!!!」と焦り出したり。
最後に追い上げようと集中力を高めたり。
逆に少し集中力が持たなくなってしまっている子たちも…?
さぁ、みんなの地図はどうなるのか!?
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終了~!さっそく、地図を見に行ってみましょう
「ん~方向が違うかな」
「ん〜読めないぞ」
「お!これは目的地にたどりつける!大正解!」
正しく目的地にたどりつける地図を描けたのは2チーム。1番早く描けたチームに成功の要因を聞いてみると、「役割分担ができていた」と返ってきました。
するどい!これ、実はキーワードなんですね。のちほど…。
本当のゴールは…?
みなさん今どういう気持ちですか?
地図が描けて嬉しい?できなくて悔しい?
さて、そもそもこのゲームの目的はなんだったでしょうか?
地図が描けて満足してよかったのでしょうか?
授業の最初に私たちは「2人がドキドキ遊園地に行けるように情報を出し合い、分かりやすい1枚の地図をつくってください」とお伝えしました。
どれだけ、2人の立場に立って物事を考えられましたか?
想像してみてください。みなさんが見ず知らずの国で旅行をしていて、だれも知っている人のいない、言葉も全く分からない、スマホなど調べる手段もないという状況で道に迷っているとしたら、どんな気持ちですか?中にはこういう状況が楽しいという人もいると思いますが、恐らく多くの人は不安な気持ちでいっぱいなのではないでしょうか。
相手の立場になって考えてみると、色んなことが見えてきませんか?
今回のゲームの中でも、日本語が読めない2人のために英語で書いたチームや、可愛くデコレーションをして、2人が楽しく過ごせるようにひと言コメントを添えたチームなど工夫をしているところもいくつかありました!
さて、もうひとつ質問。
このゲームの中で、皆さんひとりひとりはどんな役割をしましたか?
みんなの意見をよく聞いてその情報を結びつけるのが得意な人。
聞いた情報から紙に地図を描いて、みんなが分かるように表現するのが得意な人。
あまり情報を自分から伝えられていない子に問いかけて情報を引き出すのが得意な人。
他にも沢山あると思います。みんなそれぞれ得意なことって違うと思うんですね。
これって、このゲームだけじゃないと思うんです。これから授業回数を重ねていく上で、チームで活動していくことも増えていきます。きっと今日の気づきはこれからのヒントになるはず。忘れないうちにさっそくDiaryにつづってみましょう!
受講生の声をのぞき見『恋するDiary』
・【チームワーク】グループワークの一つとして、みんなで一つの地図を書くことをしたが、想像以上に難しかったです。カードの枚数が結構あったため、複雑な地図になると思い込んでいたが、答えを見てみると予想外にシンプルな地図でした。地図をつくるということで、ただ地図をつくるだけではなく、相手を思いやって分かりやすいようにするという発想はなかったので勉強になりました。
・【思いやり】地図を完成させることに必死で「どうしたら相手に上手く伝えることができるか?」「理解してもらえるか?」という考えがすっかりなかったような気がします。情報は十分でていたはずなのに地図ができなかったのは2人に対する思いやりが欠けていたからだなと少しショックを受けました。思いやりは人と関わる中でとても大事なことだと思います。これからチームの中だけでなく関わる人たちの気持ちになって考えていけるようにしていきたいなとゲームを通して感じました。悔しかったです!!
・【チーム作り】グループワークの時、それぞれに自然と役割ができ上がっていて地図を完成させることができました。部活のチーム作りでも同じで、それぞれの得意分野を活かした役割分担をします。ものごとの本質を捉えたゲームばかりで、このゲームにはどんな意図があるのか考えながらしていると楽しいです。
・【気持ちに寄り添う】同じチーム内の仲間の持っている情報を上手く活用し、自分の持っている情報と組み合わせるのはとても難しかったですが、もう少し時間があれば出来たと思います。今回、失敗してしまった原因は、情報を伝えあう量の少なさかなと私は思います。互いにもっと情報を発信できるよう、協力していきたいです。
・【伝える】今日の授業で地図を作るとき、チーム全員で地図を完成する目標をもって取り組めました。チームの誰一人さぼることなく自分のもっている情報を地図に書き込んだり、「ここはこうなんじゃない?」という意見を言ったりしていました。自分以外1回生なので、引っぱっていかなければという思いがありましたが、3人の方がしっかりしていて、学ぶことが多かったです。ぎりぎりで地図が完成したので、あまり余裕がありませんでしたが、もうちょっと外国人に分かりやすいように英語で書いたりという心使いも必要だったなと思いました。これからのこのメンバーでできるのがとても楽しみです。
授業後は『恋するランチ』
教室でお昼ごはんを食べながら、授業では話せなかったこと、大学生活でのギモンや悩み、たわいもない話などなど、なんでもゆるりと色んな話をしようという場。
今回は1・2回生の2人の受講生が遊びにきてくれました!意外な共通点が見つかって輪が広がったり、旅やカメラなど趣味の話や大学の話で盛り上がっていました。
恋する学問の枠を越えて友達を呼んできてもオッケーです!好奇心をくすぐる新しいものに出会えるかも?「こんな話したいな〜」などリクエストも募集中です。
つづく。