【第4回】発見
” 今日は何からはじまるのかな?”
こんにちは!恋する学問 第4回目の授業がはじまりました!
さっそくですが、今日はゲストが
.
.
.
職員さんが大学の授業に...!?
今回は、関大の卒業生で、現在130周年記念事業担当の房本さんにきていただきました。
大学の授業に、職員さんが来ていることに驚いている受講生も多い様子。
.
.
.
実は、さかのぼること2年前。私たち3人が大学2年生だった頃、130周年記念のとある言葉に共感して、房本さんのもとに企画書を持って、告白しにいったんです。
「どうしても授業に来て欲しいんです!職員さんである房本さんから直接、130周年の想いを語ってほしいんです..!」と。
恋する学問を通して、私たち3人が、学生や大学に何を伝えたいのか、その想いと共に熱弁したところ、房本さんは共感してくださり、こうして今回もここに来てくださってるんですね。
「学縁を世界に広げよう」
関大の原点の話や、130周年を機に生まれ変わったもの、これまでのストーリーなど、毎日のように通っている関大生にとっても、初耳な話がたくさん聞こえてきました。
創立者の中に、鉄腕アトムで有名な手塚治虫さんのひいおじいさんがいるという情報に思わず「へぇ〜」という声が。これは豆知識で言いたくなりますね。笑
.
.
.
そして、今回の本題。
130周年のコンセプトである「学縁を世界に広げよう」
"学縁" とは、学び・出会いの中で培われる人と人とのつながりのこと。
実はこの言葉に私たち3人は共感したんです。10学部4学年の多様な学生が集まるこの授業だからこそ、この言葉を知って欲しかったんです。
みんなにとっての「学縁」とは?
話を聞いた直後は、はじめて聞く言葉に「?」が浮かんでいる様子。
「どんなつながりがみんなの周りには広がっているかな?」
「これからどんな学縁を広げたいかな?」
問いかけていくうちに、マインドマップを書いていく手がすすんでいく。
書き出してみることで、 自分たちの学縁の広がりを実感する声も聞こえてくる。
チームの仲間が書いていく学縁を見ると、その人を取り巻く環境や思い描いている世界観が見えてきて、チームの仲間を深く理解するキッカケに..!
高校までは狭い世界だったな〜。大学に入って一気に周りの環境が変わって、全く環境の違うところから来た価値観も考え方も違うような人たちと出会ったりして、人間関係が広がったな〜と実感したり。
思っていたよりも自分はいろんな人と縁をむすんでいるんだな〜。当たり前のように過ごしている日々の中で、何気ない行動にも沢山の人たちが関わっていることに気づいて、身の回りの物事に恋心を抱き始めている人も..!
もしかすると、今まであんまり理解できていなかった「関大には人がいる」のキャッチコピーも、学縁という言葉を知ったことで見方が変わったかも...?
モヤモヤはチャンス!!!
次のテーマは、「大学のモヤモヤ・不安・疑問」
今度はスタートした瞬間から、マインドマップがどんどん広がっていく。
「 自分こんなこと思っていたんだ!」と驚きながら、書いてる子も。
みんなで出し合うことで、次から次へと浮かんできている様子。
「高校生のときは、”華の大学生”と憧れを抱いていたけれど、実際に入ってみるとモヤモヤしてることいっぱいで..」と話し始めてみたり。
「なんで〇〇なんだろう?」という疑問がたくさん聞こえてくる。
共感の声で盛り上がる教室。
よくある大学のアンケートでは、学生が決して書かないような、リアルな声が飛び交っていて、職員の房本さんも興味津々。
「?」を言葉にしてみる
質問コーナーが始まると、受講生のみなさんは率直なギモンを房本さんに聞き始めました。
受講生の言葉はストレートです。
「なんで?」が沢山あふれていて、思わず房本さんが頭を抱える場面も。
でも、これってすごく素敵なことじゃないですか?
職員さんと学生が面と向かって、熱い想いや率直なギモンを伝えあう。
こんな場って、大学でなかなか無いですよね?
多くの場合、学生と職員さんの関係って、手続きとか事務的な関わりだけで、こんな生きた言葉を交わすことなんてほとんどない。
今日は、職員さんにとっても、学生にとっても、新しい発見があったのではないでしょうか?
11月4日は、新しい関大のはじまりの日
みなさんで撮ったカウントダウン写真が、先日10月16日に関大のホームページにて公開されていました。
いつも通っている関大を少し違った目線で見たり、深く考えたりした受講生のみなさんにとっては、11月4日は少し特別な日になりそうですね..!
知っているようで知らないことが沢山あるんだなと気づいたのではないでしょうか?
自分のモヤモヤしたり「なんでだろう?」と思ったりする気持ちを大切にしてください。
普段から不思議だな~と思ったり、発見したことをメモするようになると、もっと見え方が変わってきますよ。
さて、モヤモヤをぶつけただけで終わったら、ただのクレーマーになっちゃいます。
みなさんには、これからの授業でその先にチャレンジしてもらいます。お楽しみに!!
受講生の声をのぞき見『恋するDiary』
・【つながりとひろがり】一人一人に別々の繋がりがあって、その人々が出会い関わることによってひろがっていくものなのだと感じました。袖すりあうも他生の縁と言うように、一つ一つの出会いを大切にして、自分の人生の財産にしたいです。
・【関大を知る】関大の知らないことがたくさん知れた1日でした。モヤモヤに関しては、自分以外にも共感してくれる人がいて嬉しかった!「学縁」のワークでは、思ったより多い数のつながりが見えて、大学に可能性を感じた。大学では知識、勉強だけでなく、「人とのつながり」やそれに伴う「考え方」や「価値観」なども得られると思う。もっと色んなことにチャレンジしてみたいなぁ。色んな人に出会い、チャレンジし、大学生活を将来につなげたいと改めて感じました。
・【縁と円】多分もっともっと大学になってから出会った人も、物もある気がするんですが、それがだいぶ当たり前になっていてすぐに思いつきませんでした。先週の自分史と今週の授業はとっても繋がっている気がします。モヤモヤを書いている時の皆がおもしろかったです。自分の周りの人を知れると、自分もたくさん知れるので、素敵でした。
・【マインドマップ】今回の授業は、スペシャルゲストの関大の職員さんのお話をじっくりとききました。初めは、静かにしゃべられる方だなと思っていたけれど、後の質問タイムでは、一人一人の疑問にぱっと答えられており、更に関大をよくしようとする一生懸命さが伝わってきてとても素敵な職員さんだと思いました。自分が今まで接してきた職員の方は冷たい態度ばかりだったので、こんな方もいることに気付けました。マインドマップでは学縁について広げていて、自分たちはたくさんの人に大学に入ることで出会えたことが分かり、残り2年、人との関わりをきちんと大切にしなきゃと思いました。
・【学縁】「学縁」という言葉ははじめて聞きました。なので、房本さんの説明で、はじめ理解でききれなかったが、マインドマップをしていくうちに、理解できた。他大学のことはあまり知らないが、関大前は地域の人々のことをすごく考えていると感じました。関大前の飲食で働いているが、地域の住民のことを、私のバイト先の社員さんもよく考えられておられます。関大とは直接的なつながりはないけど、その社員さんやバイト先の店も、これまた1つの学縁なのかと思います。
ようこそ恋する学問へ!
今回も、授業見学に来て下っている方がいらっしゃいました!
・【袖擦り合うも多生の学縁】職員の方の話から「学縁」、「モヤモヤ」、「質問コーナー」と良く考え抜かれた素晴らしい展開、構成の授業でした!
・【恋する学縁】以前からずっと気になっていた「恋する学問」の授業を拝見することができ、大変嬉しく思います。チームによって「学縁」、「大学に対するもやもや」、同じテーマでも出てくる言葉が違い、関西大学やそこに通う学生さんの様々な側面を見ることができました。「恋する学問」という、この素晴らしい授業をこの先もずっと「学縁」の力で続けていってください。本当にありがとうございました。
見学についての詳細は▷ https://goo.gl/forms/Nkkumru71dBecwMg2
授業終わりは『恋するランチ』
教室でお昼ごはんを食べながら、授業では話せなかったこと、大学生活でのギモンや悩み、たわいもない話などなど、なんでもゆるりと色んな話をしようという場。
今日は受講生以外にも1名遊びに来てくれました。ここでも『学縁』が広がっていますね!
今回の受講生のみなさんのDiaryを見ていると、「他のチームの人とも話してみたい」「色んなことにチャレンジしてみたい」「もっと関大のことをたくさん知りたい」「学縁を広げていきたい」という言葉をよく見かけました。
学生にあまり知られていないけれど、関大にも学生の可能性を広げるチャンスはたくさん潜んでいます。なので、情報を自分からどんどん取りにいっている人と、いない人では大きな差が出ます。
「関大には、金がいる」とDiaryにもじって書いてくれている受講生もいましたが、高い学費を有意義に活かせるかどうかも、きっとあなたの行動次第です!例えば、130周年を機に、梅田キャンパスに学生と社会人が交流できる拠点ができたりもしていてるので、そういう場所もどんどん活用してアクションを起こしていくのもひとつかもしれませんね!
「◯◯したい」で終わらず、一歩を踏み出してみませんか?自分の中でとじこめず、声に出して、発信していたら、世界が広がって自分に情報が入ってきやすくなります。
少し足を運んでみる、少し勇気を出して声をかけてみる...!
恋するランチでも気軽に相談しにきてください!
つづく。